ご相談解決事例
認知症の親が不動産を売却?成年後見制度を利用した実例
2025.01.08

認知症によるトラブルの増加
認知症の親がいる家庭では、以下のような問題が発生しやすくなります。
- 多額のお金を人にあげたり、貴重品を勝手に処分してしまう。
- 契約などが無効になる恐れがある。
このようなケースでは、成年後見制度を活用することで親の財産を適切に管理することが可能です。
解決事例:成年後見制度で不動産売却をサポート
Bさんのケースをご紹介します。
- 背景: Bさんは認知症の母親と同居していましたが、急な施設入居が必要になり、不動産を売却して介護費用を確保する必要がありました。
- 問題: 母親が認知症であるため、不動産売却が進まない状態に。
- 解決策: 司法書士のアドバイスにより、Bさんは母親の成年後見人を選任。成年後見制度を利用して、不動産の売却を法的に問題のない形で進めました。
成年後見制度のメリット
- 親の財産を守ることができる。
- 売却や契約をスムーズに進められる。
- 施設入居や介護費用の確保が可能になる。
成年後見制度については、不動産の売却などで利用せざるを得ない場面もありますが、デメリットの部分も含め十分制度を理解したうえで利用することが重要です。お問い合わせはお気軽にご相談ください